Interior design大木道子のBLOG

インテリアデザイナー大木道子のWORKS インテリアトピックスを紹介します

リフォームで実現できる「トータルコーディネート」

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50代からの心地よいインテリアとは

45歳の私が憧れる暮らし方のこと

シリーズでつづって参ります


 

「全部屋(フル)リフォームをするなら

LDKはもちろん、主寝室のインテリアも素敵にしたい」

 

今までは、ちらっと寝室が見えるたびに

嫌な気持ちになっていたけど

リフォーム後は、ドアを開けていたくなる…

そんなインテリア計画ができたら、最高です

 

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「ホテルライクな寝室を作ってほしい」とご要望をもらうと

家具レイアウト、収納計画、照明・配線計画

そしてカラーと素材のコーディネートを同時にしていく訳ですが

ここで、存在を忘れてはいけないのが「空調エアコン」です

 

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特にマンションリフォームをする際には

エアコンを設置できる壁面はここのみ!という部屋があります

 

本日ご紹介する部屋も

室外機につなぐダクト管と壁の大きさの関係で、ベットの頭上となりました

 

そこで大木は考える…

1)ご予算に合わせると色バリエーションある機種でなく、白いエアコンが良いだろう

2)気に入ってもらった壁紙面(パープル)に白いエアコンでは、エアコンが目立ってしまう

3)ならばあえて、壁を2色で張り分けして、エアコンを極力目立たせないようにしよう

4)エアコンのダクト管(ホース)も部屋の隅に白いカバーをして目立たせないようにしよう

 

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さぁどうでしょうか

大きな白い箱(エアコン)の存在は消えませんが

目立つのはパープルの壁とベッドカバーになったと思いませんか?

 

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通常ホテルは空調(エアコン)が見えないよう

天井高さや室外機までのダクトルートが最初から設計されていますが

自宅リフォームで予算をかけることも

隠すことで部屋が狭くなることも望まないとしたら

 

エアコンの取付位置やカバーのルート、納まりまで

最初から考えておくことで、寝室の印象が変わります

 

本日のブログは私が考える

「トータルコーディネート」という手法の一例でした

 


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