こんにちは
インテリアデザイナーの大木です
先月、実父が他界しました
ブログで書くことか、悩みましたが
この数か月はブログ件数少なく「何かあったんじゃ?」と
ご心配くださった方もいました
私ごとで恐縮ですが、本日は少し話をさせて下さい
父は、この夏に倒れ入院をしました
コロナ禍で見舞いが叶わない苦しさは
この2年間は、どの家族もそうだっと思います
無力な私は、病院にまかせるしかできないのですが
できる限り母の近くにいるようにしました
8月に合格した「福祉住環境コーディネーター」も
実家に帰ることが多くなり、その頃読みあさっていた
在宅ケアの知識を深くしたいと思ったからです
(以前、2拠点生活しますというブログを書きましたが
実家近くのマンションを借り、時々泊まっておりました)
元来、熱中しやすい性格です
身体が弱った父が家に戻ってくることを信じ
・つまづき、転倒しづらいインテリアとは?
・車椅子でのトイレ、浴室の介助とインテリアは?
・ベット上での介助をする寝室づくりとは?
・介護をする家族が心身を休めるインテリアとは?
などなど、ひたすら学ぶ日々でした
残念ながら、父は退院することはなかったのですが
この期間に私は「家」と「家族」を考えることができました
また「自身」と「仕事」についても考える時間をもらえました
そう。大げさに言うと
私はこの夏、人生の勉強をしました
倒れる寸前まで、自分で立ち上げたNPO法人のこれからを考え・行動していた父です
父のように大きなことはできないかもしれません
でも「家づくり」の仕事は、私の天職だと思っています
これからも父のように、精一杯毎日を面白がって生きたいです
そして、打合せを延期させて頂きましたお客様には、ご理解頂きありがとうございました
皆さまからの温かいお言葉に、感謝致します
本日のブログ写真は、最近夫と行きゆっくりした箱根芦ノ湖のホテルです。。。