こんにちは
インテリアデザイナーの大木です
6月中旬から勉強をしていました
「福祉住環境コーディネーター2級」に、先日合格しました
高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです
医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、
各種の専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します
資格があることは、随分前に知っていました
でも業界浅い当時の私は、基本的な知識を勉強する必要があり、手に負えないと断念しました…
いや正直言えば、歳を取る、病気になる、という誰もが避けられない未来を
直視できなかった(想像ができなかった)のだと思います
画像:新築戸建て全部屋のデザイン監修をしました。玄関の手摺もその一部です
建築・インテリアの仕事に就いてから20年以上。45歳になった私はそれから
規模の大小問わず「住環境のデザイン」をお手伝いしてきました
そしてここ数年は、フルリフォームのプラン作成やアドバイスの依頼が多くなり
私が求められているのは、ここだと気づきます
具体的に50代~60代のリフォームをお手伝いしていると
「夫婦にとっての最後のリフォーム」
「車椅子での生活も視野に入れたプラン」
「最小限の物で暮らす」
「夫婦が動きやすく片付けしやすい動線」などのキーワードが出てきます
そのキーワードに自信を持ってお答えできるインテリアデザイナーとして、高齢者や障がい者に対しても知識を深めたいと今回受験をしたのです
ということで、資格に合格するために、ただテキストを覚えるのは(私にとっては)意味がありません
6月のある日は、装置を付けた「高齢者シミュレーション」を体験してきました
この体験は気づきが多く、この後の勉強にもとても役に立ちました
こうブログで書くと、大木は「介護リフォーム」を今後していくのか?と思う方もいるかもしれません
でもそうじゃないんです
私が得意としている「素敵快適インテリアデザイン」に「終活も見据えたプラン」を足してご提案ができるプロでありたいと思っています
さぁこれで、さらに私のインテリアの勉強は深まります。それが今すごく嬉しいです♪